リトルくらぶ2月号が到着しました。早速、中身を確認しました。
入学準備号の時点と同様、ジュニア予習シリーズの国語及び算数はZ会の国語及び算数よりも難易度が高いですね。
ざっと概要説明を流し読みしたのですが、 気になるところがいくつかあって、 まずはこれ↓
「ただ、リトルくらぶの教材をおこさま1人で学習するにはとても厳しいのが現状です」 という一文が。
リトルくらぶさんも自分で教材難易度の高さを認めてます。昨今は、ベネッセもZ会も時間のない忙しい共働き家庭を意識しているからか、タブレットを使って、子どもひとりでも学べます!というアピールしていますが、これは時代に逆行するメッセージですね。
そして、つぎにこれ↓
「保護者にも努力は必要です。」「お子さまをせかさないで、じっくり考える時間を与えるようにしましょう。」というコメントも。ここもタブレット教材とは真逆。
その他、作文添削の説明ページにも「提出前に必ず保護者の方が作文の内容をチェックしてください」と記載があったり、国語や算数の添削済み答案が返却されたら「親子で見直しを!」という文言も。
完全に、親子で取り組むことを前提とした教材です。
常識的に考えれば当たり前ではあるのですが、「うちは難易度の高い教材なので、IT授業だけで完結するわけではなくて、親のあなたのサポートがあって当然。それができないならうちの通信教材は使いこなせないですよ」というスタンスの作りになってます。
リトルくらぶは、
- 四谷大塚[全体向けIT授業&教材]×家庭[個別の親サポート]=高い学力
という考え方ですね。
教材だけで学習するのは高校生でも厳しいですから、小学校低学年ならなおさら親サポートが重要になるのは当たり前、です。むしろ、昨今のタブレット教材を使って、子どもひとりで完結させてしまおう!という発想に無理があるのかもしれません。
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