花まる学習会に通う長男。
夏休み用に特別無料公開されたプリントをたまに一緒にやってます。
長男息子は公文式のような計算プリントを嫌います。
ひたすら無味乾燥な数字の足し算や引き算をするよりも、何かひとひねりある凝った問題のほうを好んでやるんですよね。
受験勉強においては圧倒的な計算力があることも重要です。
なので、基礎訓練…といいますか、百マス計算のような練習もしたいのですが、今のところ、そういった練習は本人の性格からしてあわないだろう、と判断してやっていません。
計算練習は必要なときに徹底すればきちんと身に着くのでそこまで焦って身に着けなくてもよいです。
計算力そのものは大学生、社会人になったときには計算機に置き換わっていく能力です。人間の計算の正確さや速さはコンピュータには到底かないません。ですので、計算力については受験で必要なレベルで留めておいて、それ以外の立式する力や図形認識する力や解釈する力などを伸ばしていきたいと考えています。
特に、日常生活において数字を使って考える習慣を身につけさせてあげたいと思っていて、これは学校教育のなかで身に着けることは難しいと思います。
今のところは、彼は思考力を要するような問題を面倒がらずやりたいようで、それでよいですし、彼のその態度がすばらしいと思うのでそのまま様子を見守っています。
問:サイコロの出ている目の裏側を足し算しよう。
5の目+4の目は?
サイコロの表と裏の数字の和は7。
つまり…裏側2+裏側3=5
問:サイコロの出ている目の裏側を足し算しよう。
3の目+2の目は?
つまり…裏側4+裏側5=9
こういう問題のほうを好みます。
また、2問目の「3の目」の裏側について、1問目の「4の目」の裏側は「3の目」と考えてあるから、即座に「3の目」の裏側が「4の目」である、と即答できたところがすばらしいですね。
前の問題で考えたことを利用して次の問題にチャレンジしたり、実際のサイコロをイメージして、表と裏の関係の位置関係を把握していないと、こういう発言(結論)には至りません。
よいところを伸ばす教育を目指したいですね。
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