5歳児算数。
円柱を斜めに切ると断面が楕円に。
今回は大根さんに活躍してもらいました。大事なところやつまづきやすいところはペーパー上の問題で終わらせず、ちゃんと実物で確かめてみることが大事です。
私が指導する生徒さんにおいても、
「あー、これはやってもらったほうがいいなぁ」
と思う場合は、ご家庭に協力していただいて、紙や果物、野菜、お菓子など使って、平面図形や空間図形を作ってもらうこともよくやります。(苦手なお子さんは特に大事)
そのほうがイメージする力がつくからです。
幼児向け教材だからこそのメリットも
それと、幼児向け教材なので、断面という用語を使わずに、きったところ、と表現してあるんですよね。
専門用語などを使わない幼児向けだからこそ、より易しい言葉で表現されてて、算数・数学が苦手な小中高生や大学生へのマンツーマン指導や大学講座で指導する際のいろんな場面で活かせます。
なので、5歳児向けの教材でも、わたし自身もとてもタメになってます。
そもそも算数・数学が苦手なお子さんは、学校や塾の先生の使う算数・数学の専門用語を正確にわかっていません。だから、専門用語の定義をひとつずつ確認しないと、指導の効果が低くなってしまいます。その場でなんとなーく、わかった感じがして終わっているお子さんは本当に多いです。
さらに問題なのは、多くの先生方にとってはその用語が当たり前になりすぎていて、自分が専門用語を使ってる認識すらないことも多く、苦手な子は苦手なままでうまく学習できないまま時間だけが過ぎ去ってるケース。これも多いです。
5歳児用教材を使って子どもに指導することは、実は、私自身のためでもあるんです。わたし自身の指導にもさらに深みが増すし、子どもとも楽しく学べて、一石二鳥です。
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