漢字の先取りをどうするか思案中です。
某ブログのパパは、小学校の漢字1026字を10歳までに身に付けさせるべく小1からスタートさせています。漢字が読めれば読める書籍の幅が広がるのは確か…です。読書習慣が加速すれば、書籍中心の勉強がはかどります。
一方で、学習指導要領は子どもの発達段階を踏まえて、綿密に設計されたカリキュラムになってます。それをどこまで無視して先取りさせるのか…ってそれなりにリスクのあることだと思うんですよね。
細かい違いを認識することが難しい幼児や小学校低学年時に、細かい違いの認識が必要な漢字の先取りさせたところで、嫌になるだけですし、覚えたところですぐ忘れるわけで。特に小1と小2の漢字の画数の違いはぱっと見で一目瞭然です。さらには小2と小3の漢字の画数の違いもぱっと見で一目瞭然。
一覧表のぱっと見が黒い!
忘れたら覚え直せばよいのは確かですが、効率面から考えると、結局、使い続けないとサッパリ忘れ去ってしまいます。
そう思うと、結局、漢字の先取りは、学年プラス1年…というのが現実的かもしれません。
該当学年になる前までに、次の学年の漢字の「読み」ができるようになっておくことが最低限で、「書き」は強要せず。どちらにしても該当学年で練習させられるので、そのときに完璧に覚えればOKではないかと。
その状態までに前学年の段階までに持っていければ、翌年の該当学年で学習する際に復習することになって、最初から覚えているものは確認だけでよくて、苦手なものだけを中心に再学習すればよいだけで済みます。
これが2年先の漢字になると、学校で新しく学習するまでにブランクがありすぎて、よほどの読書好きや漢字オタクで使い続けてなければキレイに忘れ去られ過ぎてしまうように思うのですが、どうでしょうか。一旦は努力して覚えたのに、そのほとんどを忘れてしまうのでは非効率すぎます。
なので、
- 年長の3月まで:小1漢字 80字を読める
- 小1の3月まで:小2漢字160字を読める
- 小2の3月まで:小3漢字200字を読める
というのでよいのではないか、と。
もちろんそれ以前の学年までに学習した漢字についてはもちろん読み書きともにそのレベルに達してないと…ですが。
実際のところは、漢字検定などの検定試験を励みに漢字練習することになると思うので、検定試験をベースとして組み立てていくことになるかと思います。
- 年長の3月まで:漢字検定10級
- 小1の3月まで:漢字検定 9級
- 小2の3月まで:漢字検定 8級
あたりが現実的かもしれません。
現状の年長息子は
- ひらがな…読みOK 書きOK
- カタカナ…読みOK 書きNG(どれだけ書けるか不明)
- 小1漢字…読み半分 書きNG
あたりです。
小1漢字の半分は読めます。本格的な練習なしで、たまにお風呂に張ってあるポスターを使った漢字当てクイズだけで半分程度読めるようになりました。
カルタが好きなので、漢字カルタ遊びを導入することで、遊びながら読めるようになるのが理想的ですが、たぶん小1漢字の「読み」だけだったら、3月までに完成すると思います。
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