Z会トークです。
もともと年長息子はお家で市販教材に取り組んでいました。好きな種類のプリントをやるのが基本の考えで、好きなものを好きなだけやる…というやり方をしてました。
あるときは、めいろにドはまり。
あるときは、間違い探しにドはまり。
といった具合です。
基本的には、好きなことをトコトン追求するので構わないと思うのですが、 それでけでは幼児期に何をしておいたほうがよいのかがわからないのと、 幼児に必要な内容全体を網羅された教材をやっておくと、苦手な分野を発見できるよね、という考えがよぎるようになったんですよね。
それで通信教材に手が伸びるようになった…というのがもともとZ会に手を出し始めた経緯です。
Z会幼児コースの年長さんは以下の7項目から構成されてます。
- ことば(書き・語彙)
- 数(数字・数の概念・時計)
- 形
- 論理
- 自然
- 生活
- 表現
各ページ1項目についての問題が載ってます。年長息子は毎日2ページ取り組んでいるので、毎日2項目触れることになります。
それで、毎日続けてきてひとつわかったことがあるんですよね。
極端に「表現」が弱い。
Z会幼児コースの「表現」は、自由に絵で描いてください…という内容なのですが、ほぼ描けません。年長息子は真似することは得意ですが、自由に何か絵を描くことが難しいんですね。
これは赤ちゃんの頃の様子からも垣間見れます。年少娘は自分で勝手に自由に遊べるのですが、年長息子は誰かの真似をしたり、誰かと一緒に同じことをして遊ぶことを好みます。
自由に…ということが苦手。
何をしてもいいとなると、わからなくなるのです。
真似するのが得意であることは年長息子の長所であり、今後の人生において、大変に重要な能力です。勉強でもスポーツでも何でも全て真似から入りますから、特にその点の心配はないのですが、一方で、自分で考えて何をしてもいいんだよ…といったときに自分から率先して自分なりの何かをすることができず…。
贅沢な悩みかもしれないのですが、これが年長息子の特徴であることは事実です。
これはZ会幼児コースに取り組んではっきりしたことのひとつです。
まだ幼児期なので、自由に絵を描く…という話で済むのですが、自分から新しい何か自由にイメージする力は絵を描くことにとどまらず、今後生きていく上で大変に重要な力です。勉強でもスポーツでも真似するだけではすぐ限界が来ます。それだけでは教えてもらう指導者を超えることができません。その先の自分で自分だけの世界を切り開くことができなくなってしまうと思うのです。
私は、芸術としての「表現」は高いレベルを求めてはいませんが、自分の専門分野において、真似ではなく自由に自分で想像することは大変に重要な能力だと思っています。
絵を描くことが苦手だから自由に描けないのか、自由に何かをすることが苦手だから絵を描けないのか、果たして年長息子の本質はどちらにあるのでしょうか。
単純に絵が苦手過ぎて…という話ならよいのですが。
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