勉強量について、時間で測ったほうがわかりやすいのは確かです。
「3時間勉強した」
「5時間勉強した」
「10時間勉強した」
とか。
でも私は最終的には勉強量について時間換算して測るものではないと思っています。だって、ひとつのことを学ぶのに、10時間かかる人よりも、5時間で済む人のほうが優秀ですし、 5時間かかる人よりも3時間で済む人のほうが優秀ですもん。
だから単純に時間自慢の人はあまり好みません。
また問題数についても同様です。
とにかくたくさんの問題をやりさえすればよい…というのは反対派です。たくさんの問題を解くことはその内容について習熟するために必要なことではありますが、同じ問題数であってもそのやり方(解く順番)を考えておくことによって、より定着しやすい順番があると思うのです。
以下は、私は実際にプロ家庭教師としてお世話になるご家庭に提案しているアドバイス内容のひとつです。
ここに計27問の宿題があったとします。
- A1~A9の9問
- B1~B9の9問
- C1~C9の9問
A1、 A2、A3、 A4、・・・A8、A9は、A問題の類題で9問です。B問題も類題9問。C問題も類題9問あったとします。
この場合にダメ順で①→②→③と書きます。
①1日で一気にやる(最悪)
- 1日目:一気に27問
- 2日目:なし
- 3日目:なし
②日ごとにその類題だけやる
- 1日目:A9問
- 2日目:B9問
- 3日目:C9問
③複数日程で複数回にわけてやる
- 1日目:A3問+B3問+C3問=9問
- 2日目:A3問+B3問+C3問=9問
- 3日目:A3問+B3問+C3問=9問
①よりも②がよく、②よりも③がよいです。
そのほうが同じ問題量(演習時間)でも記憶に残りやすいからです。長期記憶を行うのに適しています。
幼児にはこんな話早すぎますので、特にしませんが、小学校にあがると少しずつ勉強色が強くなってきます。そのときに子どものよきアドバイザーになれたらいいですね。
基本は、毎日の朝学習メニューや週ごとのカリキュラム作成など、私がトータルプランを考えるつもりですが、きっとそれができるのも小学生4年生くらいまででしょうか。小学校5年6年生までやり続けるのは難しいかもしれません。
そう思うとあと5年間くらいしか関われないのですね。。。
中学生くらいになると親はうざがられることが多いですから(泣)。
今の時間を大切に。
子どもはすぐ大きなってしまいます。
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