ひらがなやカタカナは、小学生になったタイミングで、強制的に読み書き練習があり、宿題があり、テストがあり…で否応なしに勉強させられることになります。
書き順はもちろん、とめ・はね・はらいも正確に書くことを強制されるので、それで練習嫌いになってしまうお子さんも一定数いるのは確かです。
しかしながら、最初はみんな間違えるのは当然です。練習量が多くなればなるほど間違えるトータル回数が多くなるのが普通で、そこをどう子どもの気持ちを高めつつ、練習してもらうのか、って結構難しいことだと思います。
間違っても、「違うでしょ!」と間違いを怒る、なんてあってはならないことです。むしろ書いた行為自体をほめるべき。一回一回怒られてたら、そもそも書く気なくします…。
そんなひらがな練習ですが、私は花まる学習会のひらがな練習の考え方に共感しています。
大事なことは「間違えないこと」ではなく「どれだけアウトプットの機会をもたせられるか」
何でもそうですが、そもそも使わないと覚えません。むしろ、新しいことを学習したらすぐ意識的に使うようにすることが上達への近道です。
それも強制的に使わされるのではなく自分が使いたいから使う、という機会が多くあればあるほどに上達するスピードも早いと思うのです。
最近、年長息子が急に「UNOをやりたい!」と言い出したので、UNOを購入しました。私もたぶん中学生か高校生ぶり?で久しぶりで。今のUNOはオリジナルカードを作れるカードがも入っているのですね。
年長息子はさっそく自分から机に向かってどんなカードにしようかと考えて自分でひらがなを使って説明書きを書きこんでいました。
ひらがな一文字ずつをひたすら練習するのは楽しくないですが、使いながら忘れた文字を確認して覚えていくのなら苦はありません。むしろワクワクしちゃいます。自分の書いたルールを用いてUNOをやるのですから。
全部が全部、子どもがノリノリでひらがなを使うということは難しいですが、なるべくこういう楽しみながらひらがな・カタカナを使う機会を多く作るようにしていきたいものですね。
楽しい!面白い!ワクワクする!は全ての学習の根幹にあるべき感情です。
コメント